2018年新年流大会 in 廉譲堂太極山荘
2018年1月6日、7日の二日に亘り美濃加茂廉譲堂太極山荘本部道場を中心に初稽古が開催されました。新年を迎えるのに相応しい穏やかな冬晴れの下、遠くは東京からも参加され今年の太極拳に取り組む意気込みを披露しました。
初めに司会の向井さんから戌年の今年は太極拳で「ワンダフル」素晴らしい日々を過ごしましょうと開会宣言をされました。
会長挨拶
新年好、素晴らしいお天気の中で新年交流大会が開催できることは皆様の太極拳に込める思いが通じたものと感謝します。
今年の干支は戌年です、犬は両手、両足でしっかりと台地を踏みしめ時には俊敏に飛びかかり、時には穏やかにお座りします。太極拳も両足で台地の力を借り実と虚を演じていきます。干支に学ぶ事が沢山あります。ところで平均寿命のトップクラスの都市は香港ですが其の理由は一に朝の太極拳、そして飲茶を飲み、皆で語らう事だそうです。私たちも今年は「医食同源」=「医食動言」を合言葉に活動しましょう。健康長寿には医療、食事、太極拳で動く事、そして大いに語ることです。太極拳の魅力を初めての方にもベテランの方にも語り太極拳の輪を広げてまいりましょう。
新年あけましておめでとうございます。
この地に本部道場廉譲堂太極山荘が開所して6年を迎える事となりました。伝統太極拳の継承、普及で健康長寿を目指して活動しております。この素晴らしい太極拳伝統文化をこの地で脈々と受け継ぎ継承してまいりましょう。
安井推進部長
後日、詳細掲載します。
場所を大広間に移し、劉紅年会長の講演会を開催し、会長から李(lǐ)亦(yì)畲(yú)先師の太極拳論・老三本・十三勢の概説をこの場で5年間に亘り講演し今回は6回目として纏めの話としました。
夜は会場を美濃加茂シテイホテルに移し夕食、懇談で夜遅くまで太極拳論議で盛り上がりました。
翌7日は中山道太田宿を訪ね、昨年末に掲載した「大人のためのファンタジー・初夢に願いを込めて」日本の中心、身体の中心、太極拳の丹田と一致した廉譲堂太極山荘を中心に「新日本の健康長寿街道」創設スタートをきる事となりました。さっそく中山道太田宿木曽川沿いで練習です。
そして太田宿近くの飛騨川に浮かぶ中の島に立つ小山観音さまに初詣。
早速、飛騨川沿いで練習です。川では美濃加茂高校ボート部が熱心にボートを漕ぐ風情と川面を渡るマイナスイオンで寒さも忘れる気持ち良さ改めて感激です。
今年も新たな目標・テーマが与えられ全員初心に帰り太極拳に取組んでまいります。
「医食動源」、そして「新日本の健康長寿街道」です。
大人の為のファンタジ- 2018年初夢に願いを込めて
廉譲堂太極山荘荘主
2017年12月31日ここ廉譲堂太極山荘に108名の太極拳士が集合し劉紅年老師の下、重要な会議が開催されました。
お集まりの皆様、既にご存知の事とは思いますが改めてお話します。日本の中心(人口重心) は岐阜県関市です。
それでは人体の中心はと問えば「へそ」ですよね、では太極拳を行う上で身体の中心は丹田です。「へそ」下5cm程の腸管内部を指します。太極拳では丹田が扇の要の如く足、腰、手を司ります。さらに廉譲堂太極山荘は日本の中心関市の東方20kmの処に開所されています。此処は正に人体で言うところの丹田の位置に相当します。偶然の一致とは云うものの日本の中心、身体の中心、太極拳の中心丹田と全てが一致したこの場所は日本の5街道、中仙道の中心太田宿(美濃加茂市)と同郷です。これは偶然ではなく必然なのです。日本の5街道は江戸を中心として発展してまいりました。
現在日本は超高齢化社会を迎えています。平均寿命は世界のトップクラスにありますが残念なことに自分自身で活動できる健康寿命との格差は10年近くあり本人にとっても家族にとっても決して幸せなことではありません。そこで我々はこの美濃加茂市廉譲堂太極山荘を中心に「新日本の健康長寿街道」を創造すべく活動して行こうではありませんか。現代版徐福伝説の扉が開くときです。
そこでお集まりの皆様には全国津々浦々で太極拳を通じた健康長寿社会の実現を目指すべく2018年1月1日 日の出と共に108本の矢に化身し乗じて密使として放ちます。雀、白鶴、虎、猿、馬、野鳥、金鶏、白蛇、燕子、猫、鼠、黄蜂、魚、龍、鳥、亀、鳥龍、青龍、獅子、馬、大鵬、牛、雁、鳳凰、白猿などに化身し、それぞれ独自の技を駆使して困難に立ち向かいます。
先ずは太田宿を中心として中仙道沿いに活動します。既に先遣隊として事前に放たれた矢の先は、名古屋栄、瑞穂、熱田、極楽、北名古屋市、安城市、大府市、碧南市、桑名市、津島市、岐阜市、浜松市、東京江戸川区、四国です。太極拳士の誰が何に化身し何処へ放たれたのかは順次報告してまいります。お楽しみに。
2018年1月7日に太田宿で結団式を行います。
*挿絵:井ノ口さん
それでは皆様初夢でお会いしましょう。
良い年をお迎えください!
2017年 餅つき大会 in 廉譲堂太極山荘
今年も師走を迎える時期となりました。2017年12月10日 廉譲堂太極山荘で1年を通して練習に励んだ皆様の総決算としてお餅をつきました。
30kgsのもち米を6臼でついていきます。前日に水洗いし準備し、当日は薪を焚いて湯沸かしから始めます。冬ばれの気持ちの良い寒さの中で火の当番は楽しいですね。
餅つきは、「つきて」と「返して」の息の合った動きと、杵の打ち方がものを言います。太極拳で鍛えた「足、腰、手」が発揮される場面です。
皆さんが一致団結し餅をこね、お供え餅、あんこ餅、草餅、黒ゴマ餅等を作りました。中でも太極陰陽図のお供え餅は特大です。
焼き芋を頬張る乙女の皆さん
枯葉を燃やし1年を感謝
そして、1年の締めとして安井推進部長が水墨画の大家「許梅邨」先生に依頼し、木製板に描かれた水墨画を先の東屋「留珠閣」に続き、離れの日本間に掲げました。本部道場廉譲堂太極山荘は東の東屋には「青龍」が、西の離れには「鷹」が鎮座しました。 東は中国の伝説上の神獣、四神 (四象)の1つ東方青竜。蒼竜(そうりゅう)が、西には高瞻遠瞩(Gāo zhān yuǎn zhǔ)の鷹が高所から遠くを見通します。
我々も人生に高い目標を持って日々鍛錬することが健康長寿の道だと諭してくれます。「青龍」、「鷹」が道場の守護神として我々を末永く見守ってくれる事でしょう。
それでは皆様良い年をお迎えください!!!
第35回 伝統太極拳談義サロン
謙虚の先を求めて、第二段 太極拳(剣)を楽しもう。
第四話 太極拳の聖地 永年県に学ぼう! 安井守推進部長
開所五周年は、まさに節目の年、飛躍の時です。道場東方の台地に
留(劉、龍)珠閣が建てられました。剣の套路46・魚跳龍門の技の
マスターを願い東の守り神(青龍)の絵を奉納し5周年記念行事の
太極拳聖地、永年県の旅に参加しました。邯鄲市、永年県の周辺は
故事や旧跡が多くいたる所に謙虚の先を考える課題に遭遇しました。
全てをお話しする時間も解読する能力がありません。ガイドさんの
車中での邯鄲市にまつわる二つの話から始めます。
(1)邯鄲の夢(一炊の夢)
不平、不満や欲望からの人生ははかないものとの教え、戒め?
(2)「完璧」の語源のお話し
今から2300年程前の戦国時代 邯鄲は趙の国の都でした。
趙の国は「和氏の壁」という十五の城に値する壁がありました。
それを何とか手に入れようとした秦の国の横暴から、壁を守って
出世した藺相如と、それを快く思わない将軍 廉頗のお話し。
藺相如は常に謙虚な態度で争いを避け、部下に今二人が啀み合えば
趙の国はたちどころに秦に滅ぼされるでしょうと話した。それを聞き知った廉頗は自身の不明をわび「刎頸の交わり」を交わすまでの物語。(刎頸の交とは相手・友の為なら自分の命までかけてつくす。)剣の套路の中に秘められた故事、お話はないか探してみましょう。
最初に浮かんだのが「34・哪吒深海」この技を皆さん、この夏必死に練習しましたね。斉天大聖(孫悟空)の海の竜王から得たという如意棒に破れた
哪吒太子は更なる技を求めて修行に励みます。
● 剣先に 願いを込めて 海深く。
● 如意棒の 先を求めて 突き進む。
「35・犀牛望月」 私にとってまだ解読出来ない技です。皆さん考えてみましょう。牛と月 神秘的ですね。
次は太極拳(剣)を楽しもう(第二話)で北斗七星②魁星式⑤⑪小魁星式の話をしました。小魁星式で虚(静)の構えは難しい、2度出てききますという話をしました。もう一つの技が射雁式です。「36・40射雁式」雁書・かりのたよりで知られるBC100年頃の漢代の蘇武の物語が重い出されます。使節団の団長として匃奴に向かった蘇武は匃奴の内乱に巻き込まれ、捕虜となりました。部下全員が匃奴に投降した中ただ一人「忠」を貫き苦節19年北の果
てで耐え忍び雁に託した帛の文(漢の使者の作り話)により助けられたという故事が思い起こされます。
● 小手かざし 狙い定める 雁の文。
● 蘇武の忠 北の果てより 雁運ぶ。
●
ここで忠恕の言葉を用いたのは、劉老師の師、傅鐘文宗師の墓の門に金色に輝くこの文字を見つけたからです。
この言葉は「論語」や「中庸」に孔子の言葉、生き方として出てきます。
論語 「夫子道忠恕而已矣」
中庸 「忠恕違道不遠」とあります。
仁者(徳のある人)への道は忠恕(真心からの他人への思いやり)である。?
今回の太極拳聖地をめぐる旅では各地で三教(儒教、道教、仏教)の三位一体の精神(相手を認め尊重する)を痛感しました。
そのことは李光藩老師の生きざまにダブります。旅の主要目的である大師の八十歳の誕生会の宴では、我々を温かく出迎えて頂きました。武式はもとより楊式、陳式の大家や元少林寺拳法の達人が集い和やかなものでした。穏やかな大師の立ちい振る舞いが忘れられません。謙虚の先の行動の一端を見たきがします。
廉譲堂太極山荘開所五周年記念 第六弾
平成29年11月11日、12日の二日間に亘り廉譲堂太極山荘開所五周年
記念交流大会が開催されました。
岐阜県美濃加茂市の里山に本部道場を開所して早5年が経過しよう
としています。11日当日の気象状況は天が味方したのか、この5年を
走馬燈のように演出して頂きました。早朝は小雨模様で心配
しましたが式典が始まると秋空が広がり祝福しているようです。
それも束の間、北風にみぞれが花吹雪のように舞い込ます。
一瞬身を凍らせますが、突然、雲が切れ青空が温かい空気を運ん
できました。各教室事に日頃の成果を披露していきます。山荘内の
陰陽図花壇に使われた黒龍、青龍が楽しく遊んでいるが如く天空は
黒い雪雲に覆われたり、青空を取り戻したりと目まぐるしく変化
していきます。
式典司会者の向井さんが初めに、この5年を振り返り山荘の四季折々
の変化、道場として定着していく様子、皆さんの成長ぶりを語りま
したが、正に天空が我々の過ごした5年を僅か3時間で映し出して
いるようです。
この5年は皆様と一緒に健康作りに邁進してまいりました。
特に3S ( SMAIL, SMART, SIMPLE) を念頭に何時でも、何処でも、
楽しく太極拳を学ぶ事で健康長寿の実現を図っております。
これからも10周年、20周年と皆様と共にこの山荘を舞台に元気に
学んでまいりましょう。
安井推進部長が恒例の太極拳の奥深さを画図によりお話しされました。
詳しくは後日、特集します。
生徒代表として井ノ口さんが中国遠征の報告を話されました。
全員による伝統楊式太極拳、武式太極拳、剣の練習です。
そして会長による指導、長谷川名誉顧問様総評、浜松清水さんの
手締めで第一部の行事を終了し、第二部会場の鬼岩温泉湯元館へ
移動します。
17時より劉紅年会長による講演会が開催され、太極拳の極意、
腰の移動(腰帯四肢)、重要性について楽しく講演頂きました。
ラジウム温泉でリラックスし、晩餐、懇親会で伝統太極拳理論や
練習方法について話が盛り上がり夜遅くまで語りあい楽しい時を
過ごしました。
翌12日は早朝より鬼岩公園内の散策です。紅葉と、奇岩の立ち
並ぶ渓流沿いに山道を登って行きます。鬼太郎さまの洞窟で
祈願し、朝食の後、朝練です。
皆様がこの二日間で英気を養い太極拳の醍醐味を満喫し、新たな
太極拳人生の出発点としてこれからの日々を過ごす節目の
記念大会となりました。
幹事の皆さまお疲れ様でした。
廉譲堂太極山荘開所五周年記念 第四弾 第三回報告
10月8日永年県広府鎮と別れの時となりました。早朝にも係わらず
李光藩大師始め拳友の皆様の見送りを受け、短い滞在ではありました
が多くの拳友と交流し、太極拳故郷の大地を自身の身体で感ずる事が
できました。別れ際、李光藩大師から劉紅年会長に次のような
メッセ−ジを頂きました。「お気をつけて旅を楽しんでください、
練習に励んで伝統太極拳の普及を頑張ってくださいね」と、
ありがたいお言葉で、これからの太極拳に取り組む心意気を
翌日8日は歴史遺産の見学です。渉県の鳳凰山山麓の「媧皇宮」へ向かいます。
この場は女媧を祭る場所で女媧はここで石を練り天を補い、土をこね人を作ったという伝説があります。毎年旧暦3月1日から18日にかけて、全国各地から多くの人が女媧を拝みにここを訪れ、「女媧祭典」は祖先を祭る全国5大イベントの1つであり、2006年に第1次国家級の民俗「無形文化遺産」に指定されています。ここからが我々太極拳士の本領発揮となります。女媧像は断崖の中腹にあり急な石畳の階段を500段以上登らなければなりません。実はこの先の訪問地である「响堂山石窟」は700段以上の登りとはこの時点でだれも知りません。
続いて邯鄲市西方にある仏教石窟寺院の响堂山石窟を訪れました。
時折小雨が降る中、黙々と石段を登り石仏に参拝しました。
翌9日は早朝太極拳を天壇公園の廊下で行い、公園内散策の後、道教所縁の寺院「白雲観」を訪れました。道士像に皆さん手を合わせ太極拳が出来る事に感謝しました。
そして万里の長城へと向かい、「慕田峪」へはロープウェイで登ります。頂上からの眺めは延々と続く城壁が圧巻でした。天候は急変し強風が吹き荒れ、みぞれが降りだします。
昨日に続いて荒天の中、不思議なことに力がみなぎってきました。
正に日頃、美濃加茂本部道場で自然と共に練習し養った成果が表れた時でした。
北京に戻る高速道路では濃い濃霧で視界は数メートルと視界を遮りますが無事、
北京市内のレストランに到着。ここでサプライズの披露です。
安井守推進部長が当日誕生日を迎え皆で祝福しました。そして、京劇の鑑賞です。
故宮(紫禁城)を訪れ皇帝の権力の強さ、偉大さに驚嘆です。
セントレヤには夜9時過ぎの帰国となり全ての行事が無事終了しました。
今回は道場開所5周年記念行事の一環ではありますが、伝統太極拳故郷で貴重な体験を学んだ旅でした。
廉譲堂太極山荘開所五周年記念 第四弾 第二回報告
10月7日は叢台公園で早朝練習。その後、楊式、武式太極拳発祥の地“永年県広府鎮”へ向かいます。それぞれの記念館で我々の練習成果を演武しました。城壁から広府鎮の古い町並みに歴史の奥深さに感激です。劉紅年会長の師匠である傅鍾文老師墓苑を参拝し、伝統太極拳を学ぶ事が出来た幸せに一同感謝の念を収めました。
李光藩老師の80歳誕生祝いを兼ねた夕食会が地元レストランで
開宴し多くの拳友が見守る中、我々が日本から持参した記念の
旗の披露です。Happy birthday to youの唱和でお祝いしました。
そして、いよいよ我々の演武です。武式太極拳、楊式剣を披露しました。
お返しは李光藩老師の武式の模範演技
弟子の皆さんによる推手等のパフォーマンスを見せて頂きました。
御礼に我々が日本から用意した香豊かなコーヒーを振舞いました。
続く 第三回報告
ご期待ください。
身・心ともに健康術 講演会報告
平成29年9月23日 常滑市民病院ボランティア・イベント部会
運営により劉紅年会長の講演会が開催されました。70名近くの
参加者が伝統太極拳による健康術で大いに盛り上がり、最後に
常滑方程式 = 「早朝伝統太極拳を行った後、 + 常滑焼の
急須・茶碗でお茶を飲み、+ 皆で語らう」= 常滑を健康長寿の町に
しましょう.参加者全員で香港を超える世界一健康・長寿モデルを
掲げました。その為、定期的に常滑で伝統太極拳講座を開催する事と
致します。開催日時、会場は決定次第お知らせします。
常滑焼街並み散策
池波正太郎等の時代小説ファンである劉会長が街並み散策でしみじみ
と日本の街道原風景に感動し、本部道場のある美濃加茂・中山道・
太田宿や鵜沼宿を重ね合わせ、新時代劇小説 (伝統太極拳士物語)の
創作意欲が湧いているとの事です。
廉譲堂太極山荘開所五周年記念行事 第一弾
平成29年9月10日 中国伝統医学太極拳会、日本廉譲堂太極拳会の
本部道場として美濃加茂里山に本部道場を開所して本年11月23日で
五周年を迎える事が出来ます。皆様の太極拳にかける思いが道場を
支えています。
本日は安井推進部長が水墨画の師匠、大家「許梅邨」先生に依頼
され、木製板に描かれた水墨画を山荘の東屋「留珠閣」に掲げまし
た。「留珠閣」は山荘東の山上に建てられました。
(龍) 東方神は青龍、 劉紅年老師が守る道場、美濃加茂は昇龍道
の中心にあり、「留珠閣」にふさわしい雲龍を奉納します。
五周年記念行事は10月には伝統楊式、武式太極拳の故郷である中国
河北省永年県を訪問し我々の老師である「李光藩」先生の80歳誕生日
を祝います。
11月は鬼岩温泉にて記念行事を開催し、12月は恒例の餅つき大会を
開催します。1月は新春交流大会で新たな年をお祝いします。
当会の益々の発展と皆様方の健康を本部道場を礎として
祈念いたします。
第34回 伝統太極拳談義サロン
「お盆修行に思う」 安井推進部長
立秋を過ぎて早5日、夏練三伏の末伏の候、昼間はまだ夏(火)
勢強し、しかしここ美濃、蜂屋の里は心地良い風が「蔵鷹閣」
を吹き抜け、耳を澄ませば、虫の声が聞こえ、道場に庭にトンボが
舞っている、秋はそこまでやってきている。
暑さを乗り切れ!加油!頑張れ!
練習あるのみか?
今日の練習に一句ならぬ一首
●谷渡る 風に朴の葉 笑顔見せ
●夏練楽し 美濃の山里
一陣の涼風に朴の葉が裏返り白い歯(葉)を見せてニッコリ
汗を吹き飛ぶ心地よさ、心身共に和みます。
練習後のスイカの味は格別でした。
しかし、師の指摘は (赤い熟した部分をどこまで食べるか?)は
難題です。
●赤と白 迫間の味 我知らず
(実)(虚) (秘技) (いまだ)
前賢者の言葉 「活到老、学到老」
「牛」を求めての道(旅)は 続く!
戻り梅雨・変化を楽しむ太極山荘
2017年7月23日梅雨明け初練習。 梅雨明け3日とはよく言った
第33回 伝統太極拳談議サロン ガンからの生還
小牟田さん
私は13年前に前立腺ガンを発症しました。全摘出手術で完治する
ものと信じて受けた手術でしたが願いは叶わず完治することは
できませんでした。
その後の治療法として、ガンの進行を一時的に押さえ延命をはかる
ための処置で、ガンを完治するための治療ではないホルモン療法を
受けることになりましたが、治る保障は無く不安と恐怖で希望を
失い私は絶望的窮地にたたされてしまいました。
そんな私が絶望から復活することができたのは、発症半年前に
始めた太極拳で中国伝統医学太極の会長である劉紅年先生の人力と
心の支えが有ったからです。先生はとても偉大な人格者で中国伝統
太極拳の楊式第5代、武式第6代伝人で医学博士でもあり謙虚で人柄も
優れ私は心から信頼と尊敬する先生です。先生の道場には週一回程の
通いで、先生は私には太極拳の指導とは別に体調のことにいつも
気遣ってくださって「大丈夫だから」と励ましの言葉と医学的
アドバイスもしていただきました。そのおかげで、元気、勇気、
希望が持てるようになり、私は先生の教えを活力の源として、また、
太極拳の効能であるストレス解消、血流の改善、免疫力アップ等々
を信じて毎日2~3時間太極拳の鍛錬に励みました。その結果、
ガン発症から12年目の昨年7月、担当医師から完治の報告を受け念願の
ガン克服を果たすことができました。太極拳を通じて先生始め多くの
仲間(同志)と出会い支えられ心から感謝しています。
今後も太極拳を生涯愛し続け太極拳の素晴らしさを
多くの人たちに伝承していきたいと思います。
2017年3月25日 安城市明祥プラザに50名近くの老若男女が
集い太極拳の華を咲かせました。
初めに劉紅年会長挨拶
厳しい冬も早朝から太極拳練習で乗り越えた皆様が一堂に会して
春を迎え太極拳の華を咲かせることが出来ます。季節の移ろいを
太極拳と共に楽しみ、継続が健康の華を咲かせることでしょう。
全員での楊式太極拳演武
最年長者 神本守行先生 御年91歳の誕生祝いに花束贈呈
健康の秘訣は毎日太極拳を皆様と練習できる喜びを感ずる事です。
劉紅年会長から太極拳指導
ポンの発音が素晴らしいと先生から表彰されました。
認知症を太極拳で克服しされたKさん、皆さんとの練習が楽しみです。
神本先生の誕生祝いに剣が演武されました。
集合写真
お知らせ
太極拳春爛漫第二弾 来る4月8日(土曜日)
10時より JA安城生活館で開催します。
皆様是非ご参加ください。
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伝統楊式太極拳第5代伝人
伝統武式太極拳第6代伝人
中国伝統文化の華である伝統太極拳の普及と継承を目的とし2000年9月名古屋にて設立しました。
楊式太極拳創始者の楊禄禅先師は晩年弟子たちを前に太極拳の究極の目的を話しました。
弟子たちは秘伝の技の伝授を期待して集まっていたが先師の言葉はく「詳問用意終何在,延年益寿不老春」と答えたそうです. 日本語で太極拳の最終的な目的は,「アンチエイジング,心身ともの健康の実」であると。
司馬遷の「史記」によると紀元前3世紀、中国秦の時代に始皇帝の命を受け徐福以下3,000人の童男童女が東方(韓国、日本)に不老不死の霊薬を求めて船出しましたが霊薬は見つかりませんでした。
しかし、現代不老長寿の術はあります。それは太極拳です。
歴史のロマンと現代社会を生き抜く術を学びながら医学的効用について解明を図ってまいります。
医学博士会長 劉 紅年