大人の為のファンタジー 初夢に願いを込めて 二十一世紀
廉譲堂太極山荘 荘主
21世紀初頭、人類史上驚くべきNEWSが世界を駆け巡りました。
世の中では目覚ましく革新的な変化が起きている昨今、な、何と人間が何の補助もなく自身の体で空を飛んだというのです。何処の誰が、何処で、どんな方法で、何をしたのか、ここからは現場から中継で報告します。
リポーター
私は岐阜県美濃加茂市の廉譲堂太極山荘に来ています。辺りは里山の風景でその中心に道場があります。何と空中を雁なのか白鳥なのか13羽の群れが、いや人間が13人、空を飛んでいるではありませんか、一体これはどういう事なのでしょうか。13人がこちらに向かってきます。着地するようです。
早速先頭の方にお話を伺いたいと思います。
いやー驚きました、一体どうやって空中を飛行出来るのでしょうか。
劉老師が答えます。
私たちは太極拳を永年に亘り修行し今日の技を身に着ける事が出来ました。
リポーター
太極拳の技とはどの様なものでしょうか。
劉老師が答えます。
太極十三勢です。掤、捋、擠、按、採、挒、肘、靠。進歩、退歩、左顧、右盼、中定
武式太極拳 李亦畲先師が解釈した「廉譲堂太極拳譜」にその答えはあります。
リポーター
少し解り易くお話し頂けませんか。
劉老師
太極拳は丹田が扇の要の如く身体を司ります。
鳥や飛行機が空を飛ぶのは揚力により空中に上がることが出来ます、我々太極拳士は大地の力を借りて足、腰、手で空気を感じ取り揚力とします。
とは言うものの誰でも出来るものではありません。永年の修行の末に得る事が出来るのです。
リポーター
どの様な修行をなさったのですか。
劉老師
万回練習、日々楽しく練習し至福の時間を満喫する事です。
時には湖水の薄氷の上で太極拳を演武しました。
リポーター
私にはとても真似は出来ませんし、理解も難しいと思います。
劉老師
不思議な事に我々には「四神」がついています。
道場に掲げられた東の「青龍図」、南の「鷹図」、北の「鳳凰図」で三神が揃い、我々太極拳士の太極拳にかける熱い思いを加えて四神が廉譲堂太極山荘に鎮座しています。いずれも空を飛ぶ事が出来ます。
http://liu85taikyokuken.dou-jin.com/Entry/224/
神がかりの行きついた先です。
この技を応用すれば自ら発電する事も出来ます。
今、正に人類は温室効果ガスによる地球温暖化現象で危機的状況になっています。
私達の術で自らの力による移動手段と発電により人類の危機を乗り越える事が出来ます。先ずは自分自身の足で歩いて移動し、太極拳を日々練習することで早寝早起きが出来ます。自然と共に生きる。今日から始めましょう。
明るい未来が待っています。
リポーター
只、呆然と空を見上げるだけです。
それでは皆様、初夢でお会いしましょう。
良いお年をお迎えください。
令和元年 年末餅つき大会 in 廉譲堂太極拳山荘
2019年12月8日 昨日までの寒さも和らぎ餅つきに相応しい天候に恵まれ太極拳山荘には一年の成果を餅つきで表すべく太極拳士の皆様が集合しました。
回を重ねる毎に手際の良い準備が進行し、それぞれの役割を見事にこなして行きます。前日にはもち米を研ぎ下準備をします。6臼をのし餅、ヨモギ餅、小豆餅、あんころ餅と多彩な色どりです。安井先生ご夫妻が豚汁を作り、平さんが用意した安城のイベリコ豚と、丸山さんと吉田さんが焼いた芋をご満悦で頂きます。勿論その前には、火起こし、もち米を蒸し、井ノ口さんの見事な手さばきで蒸した米を石臼に移し、こねる作業は職人技です。ここからが太極拳士の出番です、一年の成果は如何に餅つきの始まりです。そして安井先生の職人技で餅を伸ばし、丸めて「太極拳マーク」等、形を作って行きます。
そんな様子を写真でご覧ください。
一年の雑木を燃やして気分一新。
更に道場周りの垣根をペンキ塗りで新しい年を迎える準備が出来ました。
正にONE TEAMの成せる業です。
お餅を頂き、来年に向けた太極拳への思いが熱く湧いてきた事でしょう。
道場開所7周年記念大会
2019年11月9日 中国伝統医学太極拳会、廉譲堂太極拳会の本部道場「廉譲堂太極山荘」開所7周年記念大会が催されました。岐阜県美濃加茂市の自然豊かなこの地に道場が移転し7年が経過しました。当日はこの日を祝うが如く秋晴れの晴天で迎えて頂きました。
伝統楊式太極拳、伝統武式太極拳の継承・普及を通じて皆様方の健康増進を目指して活動してまいりました。
始めに司会の向井さんから、この7年に寄せる思いを語って頂きました。道場に掲げられた東の「青龍図」、南の「鷹図」、北の「鳳凰図」で三神が揃い、我々太極拳士の太極拳にかける熱い思いを加えて四神が廉譲堂太極山荘に鎮座する事となり、この思いを忘れることなく日々精進しましょう。
劉紅年会長から感謝のお言葉を頂きました。
突然、我々太極拳士の真上にトンビが飛来し「ピーヒョロロ」と
鳴きながら旋回し祝賀の掛け声の様そうでした。
本日、お陰様で道場開所七周年を迎える事が出来ました事は、皆様方の道場にかける熱い思いが支えとなり良き日をお祝いすることが出来ました。
人生100年時代と言われる今、私達は太極拳を通じてより良き人生を過ごせるよう日々精進、練習してまいりましょう。
本日は誠にありがとうございました。
続いて長谷川顧問様からお祝いのお言葉を頂きました。
楊式太極拳創始の「楊禄禅」先師、武式太極拳創始の「武禹襄」先師
が創った太極拳の大道を私たちは日々精進し健康増進を目指しましょう。
安井守先生から中国の教え「楽則能久」を解説して頂きました。
太極拳を学ぶコツは楽しく感じて練習すれば永く続ける事が出来ます。
日常生活を楽しんで太極拳を練習しましょう。そしてこの道場を
起点とした健康長寿街道を創造しましょう。
生徒代表 安城の小林様から太極拳を通じて日々健康で楽しく過ごす事を報告頂き私達に力強いメッセージとなりました。
当日は中日新聞から取材を頂き11月10日付け朝刊に掲載されました。
全員による伝統楊式太極拳、武式太極拳の演武
楊式太極拳「剣」演武
初心者演武
チ-ムによる演武
浜松代表の清水さん手締めで終了しました。
その後、ラジウム温泉で有名な「鬼岩温泉湯元館」に会場を移しで
劉会長による勉強会が行われました。
そして夕食・懇親会と楽しい時間を過ごしました。
翌日は早朝6時から川沿いの渓谷を散策し、「関の太郎」が祀られて
いる岩屋洞窟にお参りし、朝の英気を養う事が出来ました。
渓谷のマイナスイオンと関の太郎パワ-で女性陣が「くのいち」に変身した姿をご覧ください。
湯元館大広間で楊式太極拳、武式太極拳、剣の総合練習を行い全ての行事が終了し、これからも益々の練習を誓い帰路につきました。
幹事の皆様お疲れ様でした。
鳳凰来儀
2019年10月26日 廉譲堂太極山荘に鳳凰が飛来し皆様方の
健康長寿への道が開かれました。安井推進部長が奥様と
「許梅邨」先生の鳳凰の画図を「蔵鷹閣」に献上されました。
その道は東の「青龍図」、南の「鷹図」、そして今回の
「鳳凰図」で廉譲堂太極山荘に鎮座する事となりました。
人生100年時代、生徒の皆様はほんの一里塚です。
まもなく廉譲堂太極山荘開所7周年を迎えます。
拳友の皆様を含め四神が揃い踏みしたこの地から
「健康長寿街道の創造」が始まります。
http://liu85taikyokuken.dou-jin.com/Entry/174/
彼岸花に思いを
お彼岸明けの9月26日,廉譲堂太極山荘の石庭に曼珠沙華が咲き
ほこっています。
毎年この時期には山荘の斜面を赤く染めていますが、今年は船出を
模った石庭を取り囲んで咲いています。ご先祖様に感謝の祈りを
込めて黙祷していますと、25年前の9月に亡くなられた私の
恩師「傅 鍾文」老師の姿が浮かんでまいります。恩師から手解きを
受けた一挙手一投足が蘇ります
日々鍛錬の後、日本で伝統太極拳を健康長寿の術として広める
活動していますが、船出の石庭に曼珠沙華が咲誇った風情は
傅老師が私達に伝統太極拳の継承、普及活動を祝してなされた事と
思います。
そんな思いで9月28日 安城での太極拳練習会では生徒の皆さんへ
の指導には熱が入りました。
これからも皆様とご一緒に伝統太極拳の輪を広め健康で健やかな
社会を目指しましょう。
幹事の皆様お疲れ様でした。
伝統太極拳談議サンロ第41回
毎日初心者年記/Vol.1 名古屋市 まるやま
2019年9月22日。劉先生と武川先生の御二人から「体感したことをブログに
書いてね、毎年更新ね~」と話されたので、穴があったら入りたい
初心者ですが恥ずかしながら記します。
諸先輩方、初学者の悩ましき移ろいにご助言頂けますと幸いです。
学び始め~
2018年10月、初めて劉先生にお会いし感じた第一印象は「この人、ヤバい人だ」です。
背中からあふれ出る嫌な汗が止まらずシャツもパンツもビッショビショ。
笑顔で近づいて来られたので引き下がるわけにもいかずジッとする
しかなかった。こちらが話しかける時は先生の前に回ってから話かけないと
命が危ういと感じた。本当に怖かった。
ホームページに写っている廉譲堂の太極拳士達は本当に良い笑顔だった
ので、この中で学びたいと思っていたけれど、この日は更に劉先生から
「練習して練習して練習したから今の私がある。だから、まるやまさんも
練習してください」という言葉をもらった。廉譲堂に出会って良かったと
感じ、ここで学ぶ決心をした瞬間だった。 記 2019/09/23
安城太極拳練習会
2019年9月14日、28日の2回に亘り安城市の明祥福祉センタ-で開催されます。初日の14日には40名近くの参加者が劉紅年会長との久しぶりの再会に感激です。
思い起こせば18年前に安城学園での太極拳教室で皆様と出会い、参加者の多くは早朝練習、各教室練習と太極拳三昧の生活を送っているようです。何より足腰がしっかりと台地を捉えている様子に表れています。
93歳の神本先生の「若さ」に脱帽致します、人生100年の時代を健康で健やかに過ごすには太極拳が一番です。これからも安城地域に伝統太極拳の輪がさらに広がるでしょう!
劉会長指導の下、万回練習に励む姿を報告します。
太極拳の秘訣は礼に始まり最後の清掃に終わる、これに尽きます。
練習後DENPARKで昼食、懇談し明日からの活力を養いました。
幹事の皆様ありがとうございます。
何時でも何処でも太極拳 in 北欧
2019年8月は日本の猛暑を避けて北欧4か国を訪れました。
いずれの地も気温が15℃から23℃程度で快適に過ごすことが出来ます。
特にノルウェーのフィヨルドをバス、列車、船で巡るツア-では規模、景観とも圧巻の連続です。湾の入り江ではあるが湖畔、川岸と呼ぶに相応しい水辺から望む雄大な景色にふと此処は北欧なのか? 中国長江山峡では?と懐かしさが蘇ります。
早速、太極拳を演じてみます、台地のパワ-を身体で感じる幸せな一時です。
今回旅行の楽しみの一つでもある、ノ-ベル賞授賞式、晩餐会会場を
訪れることでした。
スウェ-デンの首都ストックホルムの会場を訪れ、歴代の受賞者の
痕跡に触れ改めて積み重ねの努力等敬意を表しました。
太極拳で健康長寿、平和な社会を作ることで、いつの日か
我々太極拳士が登壇できる日も遠くはないと思っています。
コペンハーゲンはアンデルセンの「人魚姫の像」以外に太極拳士もいるかな
それでは皆様、いつの日か、ご一緒にフィヨルドで太極拳を楽しみましょう。
2019年7月27日、28日の二日に亘り暑気払い太極拳を山荘で開催しました。
27日は台風6号が東海地区へ接近上陸すると予想され各地の夏祭り、花火大会が中止される中、山荘では雨風が最近の猛暑を払うが如く太極拳士が淡々と練習に励んでいます。自然と共に練習する道場として季節の変化は太極拳の心、そのものです。
自然との共存は雑草取りから始まります。最近、道場の周辺をスズメバチが巡回する姿を目撃し、巣の存在を疑っていましたところ、何と屋外道場の屋根裏に巣がある事が確認され、蜂取り名人プロの酒向さんに駆除をお願いし無事終了しました。
そんな姿を写真で紹介します。
夜は近くの日本料理店「うを完」で懇親会を催し暑気払いの一時を過ごしました。
その後、シティホテル美濃加茂に移動し夜遅くまで太極拳談議で盛り上がりました。
翌28日は台風一過夏空の下、草刈り、太極拳練習と暑さを諸共しない生徒さんの姿に梅雨明け宣言が下されました。
昼には向井さんが用意した特大のスイカで西瓜割り大会を行いました。
日頃の太極拳練習の成果が試される場でもあります。
成果は如何に?
午後練を終え夏の日の楽しい一時を過ごしました。
幹事の皆さまお疲れ様でした。
無極から太極への実践編 その1
令和元年5月12日 太極山荘では27度を超える暑さの中、黙々と練習に
励む生徒さんたちの姿があります。練習後、新たな悟りを開く事と
なった方がいます。
いつものように道場の草木を整備するなか古木の根っこを取り除こう
と力任せに引き抜きの動作を行いましたが、びくともしません。
色々と力を掛けますが一向に動じません。突然閃きが、太極拳の動作
を取り入れたら。
早速、「撹雀尾」(lan que wei) の動作で再度挑戦すると力を
掛けずにスット抜けたではありませんか。腕力の瞬発力では出来ない
ことも腰を落として「腰帯四肢」足、腰、手の流れが成した出来事
でした。
悟りの張本人は丸山さんと平さんです。
練習終了後、抜いた70センチ近い木の根っこで生徒皆さんに解説して
もらいました。丸山さんは新たなペ-ジを開いたようです。
*今後、随時悟りの報告をいたします。
お楽しみにしてください。
令和元年太極拳始め
令和元年5月4日 本部道場廉譲堂太極山荘では新元号の下で最初の教室が
開かれました。10連休後半、25度を超える夏日ではありますが道場を
駆け抜ける心地良い風が咲きほこる樹木の合間からウグイスの鳴声と共に
新たな時代を祝福しているようです。
生徒の皆さんも太極拳を始める前には「無極」で道場の草取り、竹林整備に
淡々と汗を流しています。そして「太極」の始まりです。(前回4月28日の
ブログを参照ください) http://liu85taikyokuken.dou-jin.com/Entry/214/
そんな風景を写真でご覧ください。
午後の練習は今年初めて陽射し除けのシートを張りました。
新しい時代へ帆船の船出のようです。
最後に劉紅年老師が「起勢」から「攬雀尾lan que wei) 」に至る動きを
重点的に指導されました。
即ち、「無極」から「太極」曰く「平成」から「令和」への変遷です。
新しい時代は正に我々太極拳士の時代です。
勿論「只管打拳」有っての事ですが。
平成最後の練習会
平成31年4月28日(土) 廉譲堂太極山荘では平成最後の教室が
開かれました。会の発足20年、本部道場開所7年の歳月を生徒の
皆様と歩んでまいりました。いずれも平成の良き時代を太極拳と共に
健康に過ごす事が出来ました。
太極拳士として振り返ればこれまでは「無極」(Wuji)
新しい時代は「太極」(Taiji) となります。
すなわち、太極拳の初めの動作「起勢」(Qi shi) は静止しているの
ではなく、これから始まる動作の準備をしています。この動作を
おろそかにすると太極拳は成り立ちません。我々の平成時代は
「起勢」、「無極」です。令和になると「太極」の始まりです。
皆様、新しい年号「令和」を我々太極拳士の時代となるよう日々精進いた
しましょう。
平成を惜しみ、新しい時代を祝して二人の俳人が詠いました。
安井俳
令和待つ 道場の庭 桃季満つ
令和待つ 蜂屋の里は 花盛り
学子遍四海 桃李満天下
森田俳
夕映えの 廉譲堂や 藤の花
行く春や コントラバスの 重き音
平成最後のお花見太極拳の集い
平成31年3月30日 廉譲堂太極山荘に33名の太極拳士が集い、お花見太極拳
を催しました。今年は3月に入り暖かい日が多く桜の開花も早まる予想でした
が、先週辺りから寒暖の差が激しく開花をためらう日々が続いています。
湖畔の桜も三分咲きの様子です。正に我々太極拳士の姿を写しているようです。
日々の鍛錬も一進一退の中から新たな悟りを開いて行きます。そして大きく
育ったつぼみが咲く時がきます。
套路を始める前に桑名の水谷さんが詩吟で川中島を詠い小雨でもやる里山の
風景に思いが託されたようです。
我々も太極拳の花を咲かすべく練習に励みます。
場所を近くのイタリアンレストランに移して太極拳談議の花が咲きました。
幹事様、お疲れ様でした。
2019年新春交流大会
2月23日 笠寺の日本碍子ホ-ルで新春交流大会が開催されました。会の発足から20年の節目の年であり平成最後の全体交流大会となり多くの参加者で太極拳の魅力を実感する事ができました。
劉紅年会長挨拶
皆様と太極拳を学んで早や20年が経過しました。太極拳を学ぶには時間が必要です。 「只管打拳」皆様の健康な姿が全てを物語っています。人生の幸せとは、60歳・70歳、80歳、日々全力で人生を過ごされている皆様が更なる高みを目指すには太極拳で己の心身を磨くことから始まります。中国語で「磨(mó)刀(dāo)不(bù)误(wù)砍(kǎn)柴(chái)工(gōng)」日本語の意味は樹木を伐採するナタは研けば研くほど役割を果たせます。
「急がば回れ」手間や時間がかかる回り道であっても本道(伝統太極拳-健康の王道)を行くほうが、結局は早く目的地に着くということです。日々30-40分太極拳を練習すれば、生活の質が高くなります。
これからも毎日自分の健康のために太極拳を取り入れて精一杯生き切り、素晴らしい人生を歩もうではありませんか。
長谷川顧問挨拶
年を重ねる毎に太極拳が人生の最良の指南書と感じ日々鍛錬しています。
安井先生
太極拳の指南書13勢の最後の1字「定」は「さだまる、止まり」ではなく変化の始まりを意味しているとの説明を頂き、太極拳とは長江の流れの如く、滔々と積み重ねる事の重要性を説かれました。
神本先生が93歳の誕生日を25日に迎えられるとの事で司会者の向井さんの発声で
全員がhappy birthday to youを合唱しお祝いをいたしました。
大学の試験を受けた時に準備不足と知り、再試覚悟の上、劉会長の太極拳を科学する講義等で、何回も聞いた脳腸相関の神経伝達部質ド-パミンが出題され、Aで合格できました
嬉しく感じ、劉先生に感謝致します、まさに太極拳を学ぶ事で心身の健康のみならず人生の素晴らしさを実感することができました。
全体練習
初心者チーム楊式太極拳第一段
楊式太極拳前半・後半 武式太極拳
会長による指導
総評 長谷川名誉顧問 手締め 浜松代表
安城神本先生チームの 山田さん95歳 杖をついての参加です。やればできる!感動しました。お元気な姿に全員で「太極拳万歳」を三唱し鼓舞しました。
その後、金山の中華レストラン「豫園」で「医食動源」美味し料理に太極拳談議
に花が咲きました。
上達の秘訣:万回練習―毎日練習することの積み重ね-「日積月累」
若さの秘訣:日々鍛錬で腸(超)脳能力を貯筋(金)しましょう!
お風呂で感じたこと 東浦町 平さん
お風呂で湯につかりながら何気なく湯を体に寄せていた時にハッと
気づいたことがあります。寄せるスピードによって体に感じる現象が
異なることです。速過ぎると乱れた強さ、遅すぎると感じない位弱い、
適度の速さで動くことによって湯が素直に身体に働くようです。
先生の言葉のいくつかを紹介します。
1.「太極拳の速さは1套路30分ぐらいのペースで。」
2.(練習中に体や腕に、何か走る感じがする。)と言うと「たぶん、リンパ液?が動いているのでは。」
3.「練習すると体は温まりますよ。寒いなら練習しなさい。」
4.「太極拳は内臓のマッサージです。」
5.「一つの型の中で4回座る。」
と言われています。が、いまひとつピンと来ていない内容もありました。
冒頭の体験によって、この5つの内容が一つに結びつきました。
“ある速さで、足―(跨)腰と動かしていくと、体内のリンパ液?が反応して動き、その動きによって内臓がマッサージされ、次の動きの前にワンテンポ落ち着かせて、次の動作へと継続していくことによって、繰り返しマッサージされ、体の内部から温められている。”と、勝手に納得してしまいました。
また、体内水分はある年齢を境に、年齢と共に減少の一途とのこと。若い時はタップリ水分があるのでいいのでしょうけど、私はバッチリ減少しているようで、練習の効果は少ないのでしょう。そのため、太極拳のレベルアップ(無理?)ではなく、健康維持のために、先生の次の言葉があることもわかりました。ありがとうございます。挑戦します。
「人と比べず、あせらず、楽しく毎日練習しなさい。」
「回数を増やしなさい。年齢による衰えの度合いが減りますよ。」
悪戦苦闘&試行錯誤を繰り返し、劉紅年先生の指導のもと、次第に
太極拳に目覚めていく姿を赤裸々に綴ります。(5回目になります。)
本来なら、劉先生に内容を確認して頂いてから書くのが筋ですが、
あえて、日ごろ心に思っていることをそのまま書きます。従って、
不適切な表現が散見されると思いますがご勘弁ください。
劉紅年先生の著書に「武式太極拳・十三勢」という小冊子あります。その裏表紙に劉先生が私服姿で「武式太極拳の懶扎衣(ランザイー)」をしている写真が載っています。
不思議なことですが、写真を見たのは何年も前でしたが、ある日突然、その写真が鮮明に思い出されました。
当時、「楊式太極拳85式」を習っていましたが、鮮明に思い出された写真が「武式太極拳の懶扎衣」でした。
それは、後程紹介します「廉譲堂太極拳譜解釈本」の序文を読んで、偶然のことかもしれませんが正しかったと思います。
しかも、それが「拳架がとても理にかなっていると称賛されています劉先生の写真」だったことは正に幸運なことでした。
形を単純に真似るのは容易にできますが、「どうすれば自然に写真のような形になるのか」試行錯誤しながら「懶扎衣」を繰り返し練習しました。
ある日、トイレの中で「懶扎衣」をしていて、その「きっかけ」を掴むことになります。
太極拳を習い始めてから4年~5年ぐらいの間、劉先生がアドバイスや指導されたことをノートに書き留めていました。
先生が話されたことだけでなく、それに対する私の考え、動作の仕方、注意点なども細かく書き込んでいました。大学ノートで10冊ほどになります。
しかし、トイレの中で「きっかけ」を掴んで数年経った後にノートを読み返してみると、私の考えなどの記録は、ほとんどが本来の太極拳とは程遠い内容となっていることに気づきました。
ところで、劉先生が指導される太極拳は、豊富な経験と卓越した理論に裏付けされたレベルの高い(本物の)太極拳です。
私には、劉先生の太極拳は世間の常識や一般的な太極拳の常識をはるかに超越したところにあるように感じられます。(その理由については改めて述べたいと思います。)
普段、劉先生はアドバイスや指導をされる時、簡易な言葉で話されていますが、実はその言葉には常に「太極拳の真意が暗示」されていると思われます。(私はこのことを「寓意」と呼んでいます。)
従って、劉先生の「答えは一つではない。想像することが大事」という言葉がとても貴重に思えてなりません。
ノートを書いていた当時は、まだ「寓意」ということに気付いていなかったので、本来の太極拳とは程遠い内容となっていたものと思います。
それでは4年~5年ぐらいの間に大学ノートに10冊も記録しましたが、これは全く無駄だったのでしょうか。私は必ずしも(絶対に)そうとは限らないと思っています。
何故なら、劉先生のアドバイスや指導がどういう意味なのか、日ごろ思っている「自分の考え」をノートに細かく記録していました。
本来の太極拳とは程遠い内容とはいえ、こうした積み重ねがあったからこそ、劉先生の写真を参考にして(まだ初歩的な段階ですが)太極拳の基本的な動き(メカニズム)を知ることができたからです。
また、劉先生が太極拳をしている写真は、当会のブログの中にもいくつか掲載されていますので、これも参考にさせて頂いてます。
(廉譲堂太極拳譜解釈本の序文)
劉先生のHPの「会の概要」を開きますと、最高の指南書といわれる武式太極拳の「廉譲堂太極拳譜解釈本」の序文が日本語で掲載されていますので抜粋して紹介します。
「武式太極拳のある先人が懶扎衣一式のみを6年間も修業し、それができたら次の式へと進みました。人から彼は愚かだと言われましたが、実は彼が一番賢い人間です。 何故なら、こうして彼は基本を完璧に理解したからです。」
「廉譲堂太極拳譜解釈本」の序文には、劉先生のことも掲載されていますので抜粋して紹介します。
「太極拳は体力だけでなく、理論を理解した上でできるものです。劉紅年女史は太極拳理論を深く理解し、拳架がとても理にかなっていると称賛されています。太極拳の神髄とはこのようなものと感心しています。」
この序文から、「劉先生は理論と実践を極めた超一流の先生」ということが分かります。こうした立派な先生から直接指導を受けられるのはとても幸運なことと思います。
(補足)
今回の内容は、2018.12.16付で寄稿しました「太極拳は数ミリのところに秘訣がある。」という「教え」を踏まえて、私の経験や考えを紹介させていただきました。
特に「数ミリのところ」の意味ですが、必ずしも何ミリというような数を表しているものではないと思います。
最後になりましたが、劉先生から教わった貴重な言葉を紹介します。
「太極拳の本質とはなにか」ということを正に暗示していると思われる奥の深い言葉です。
「太極拳はすべて寓である」
2019年新年交流大会 in 廉譲堂太極山荘
2019年太極拳事始めを廉譲堂太極山荘を中心に1月12日、13日で開催され
ました。薄曇りながら穏やかな太極拳幕開けに相応しい天候となり遠路
東京から深沢さんも駆けつけ30名近くの太極拳士が決意を新たにしました。
向井さんの司会で劉紅年会長挨拶、安井推進部長、長谷川顧問が新しい年
に臨む意気込みを話されました。
いずれにしても2018年12月28日荘主の
http://liu85taikyokuken.dou-jin.com/Entry/205/
「大人の為のファンタジー」が全てを物語っています。
全員で伝統楊式太極拳、武式太極拳、剣の総合演武の後、チームに分けて
夕方には劉紅年会長による講演会を山荘内大広間で開催し、太極拳を学ぶ
上でのキーワード「松(動)腰」「腰帯四肢」、「気沈丹田」、
「練法上由松入柔、剛柔相済」について会長が動作を交えて詳しく
話されました。
更に会長の研究分野である「脳腸相関」で丹田を扇の要の如く司る
太極拳運動で神経伝達物質が活性化され免疫力向上等、心身の健康維持、
増進に絶大な力を発揮することを話されました。
その後、場所を近くの日本料理「かも川茶寮 うお完」に移し懇親会
を開催、日本料理の美しさと日本酒のコラボで太極拳談義に花が咲き
ました。
そしてホテルで締めの懇談が夜遅くまで続いた事は言うまでも
ありません。
翌朝、飛騨川に浮かぶ中の島、小山観音に祀られている馬頭観音に
初詣し、万回練習を誓いました。飛騨川沿いの公園で鏡の如く穏やかに
輝く飛騨川を臨みながら「腰帯四肢」、「気沈丹田」を身体で感ずる事
が出来ました。
最後にレストランでフレンチを堪能し身心とも満足のいく初稽古と
なりました。会長の指導する「医食動源」が楽しく終了しました。
幹事の皆さまお疲れ様でした。謝謝!!!
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伝統楊式太極拳第5代伝人
伝統武式太極拳第6代伝人
中国伝統文化の華である伝統太極拳の普及と継承を目的とし2000年9月名古屋にて設立しました。
楊式太極拳創始者の楊禄禅先師は晩年弟子たちを前に太極拳の究極の目的を話しました。
弟子たちは秘伝の技の伝授を期待して集まっていたが先師の言葉はく「詳問用意終何在,延年益寿不老春」と答えたそうです. 日本語で太極拳の最終的な目的は,「アンチエイジング,心身ともの健康の実」であると。
司馬遷の「史記」によると紀元前3世紀、中国秦の時代に始皇帝の命を受け徐福以下3,000人の童男童女が東方(韓国、日本)に不老不死の霊薬を求めて船出しましたが霊薬は見つかりませんでした。
しかし、現代不老長寿の術はあります。それは太極拳です。
歴史のロマンと現代社会を生き抜く術を学びながら医学的効用について解明を図ってまいります。
医学博士会長 劉 紅年