10日土曜日はあいにくの雨模様ですが三河湾を望む
会長はじめ役員皆様の挨拶の後、全体練習会、教室別練習と続き
いよいよ教室毎の発表会です。
始めに幹事チ-ム極楽教室による楊式太極拳「剣」の演武です。
皆さんこの日の為、早朝練習を重ねたとの事で素晴らしいチ-ムワ-クで剣が活きた動きを披露されました。
各教室の演武です。
夜は会長による講義が開かれました、腸管の内因性物質、
Serotonin
やDopamine 等による役割と伝統太極拳との関連について貴重な話を聞く事が出来ました。
「用進廃退」 身体の法則として体を使わなければ己の機能が退化し、脳においても同様の原理が働いている。
内因性物質を積極的に活性化することがアンチエイジングの秘訣です。
腸内物質による陰陽ですね。
翌朝、昨日とは打って変わった晴天の砂浜で早朝練習、浜風が何とも言えない心地よさです。
砂浜に寄せては引く白波に太極拳の技「雲手」を感じます。
様々な場所、機会で陰陽変化を悟る合宿となりました。
13時まで練習を行い昼食懇談で全ての行事を終了しました。
お疲れ様でした。 幹事の皆さま御苦労様でした。
4月14日 遅い春の訪れを満喫する美濃加茂の里山でお茶会を開催しました。
昨年10月に美濃加茂の里山に道場を開所して半年が経過しました。
紅葉の山肌、蜂屋柿、山栗など秋の味覚が彩る里山も晩秋とともに厳しい冬へと変貌していきます。
12月の餅つき大会後半は降雪により銀世界へ。
1月から3月は毎朝氷点下5℃で大きな霜柱が立っていました。
厳しい冬も梅、山桜、野草の開花、鶯や野鳥のさえずりと共に春の訪れを告げています。
山荘を訪れ太極拳練習に励んだ皆様も自然の営みに身をゆだねた半年と思います。
春の息吹を感ずる山荘で皆様のご協力の下で茶会を催しました。
太極拳の合間のひと時、和装姿で一段と華やいだ茶室で凜として茶会が開催されました。
幹事の皆様の手際良い段取りで会長、荘主も亭主として皆様をもてなす事ができました。
茶の湯の心も太極拳も相通ずることを知る良い機会です。
「動中有靜、靜中有動」自身を無とし相手を有としてもてなします。
幹事の皆様へ亭主として会長、荘主から感謝のお手前を披露しました。
茶会終了後、茶室の裏で地表が盛り上がっている場所を発見、筍の収穫です。
心も晴々としたところで一句
拳友も 今日は淑やか 裾さばき 守俳
初釜や 春の言祝ぎ 掛け軸に 守俳
茶の集い これも修業か 足にきく 守俳
名も知れぬ 野草が告げる 百花繚乱 荘主俳
廉譲堂太極山荘に春の訪れを告げています。
外に出てみると青々と茂る竹林と松が元気に
春風にそよいでいます。
中国では松・竹・梅を「歳寒三友」といい、松と竹は冬の寒さに耐えて緑を保ち、梅は寒さの中、百花に先駆けて花を咲かせます。
三友は友としてふさわしい「正直な人・忠実な人・多聞な人」を云います。
「松」は厳冬にも落葉せず、断崖絶壁にも根を張ることから忍耐強く、真心を尽くす人。
「竹」は節をもった人、隠し立ての無い正直な人。
「梅」は厳冬に咲くことから厳しい状況でも笑顔を絶やさない人を表しています。
廉譲堂太極山荘に集う人々を表しているように。
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」 服部嵐雪の俳句
梅の花が一輪また一輪と咲くにつれて暖かくなる様子を詩っています。
万回練習の目的を詩っているようです。
「人と比べず」
「焦らず」
「楽しく練習する」
つまり「自分と向き合う」がキ−ワ−ドです。
練習過程は
先ずは「おのれを知る」
続いて「おのれを磨く」
最後に「おのれを捨てる」
すべてに共通するのは「謙虚」な心です。
安城JA 生活館での太極拳教室で劉会長はじめ皆様からお祝いの花束が贈られました。
神本守行先生は安城市バレーボール連盟に尽力され文部大臣表彰、安城市体育栄誉者表彰など体育の発展に尽力されています。
ご本人の弁によりますと、スポーツはより高く、より速く、より強く、より遠くのチャンピオンスポーツとして活動してきましたが74歳を境に生涯スポーツとして何をすべきか模索するなか劉会長との出会が太極拳人生の始まりとなり今では多くの太極拳生徒さんを指導する傍ら老人施設を毎日数か所廻り太極拳の指導をされています。多くの施設で神本先生が来るのを楽しみにしているとの事です。
神本先生が毎日、吟じている詩をご紹介させていただきます。
玉齢 ハ十ハ 春風
矍 鑠 尚看 顔 色 紅
家運 隆昌 可真羨
人生 極楽 属斯翁
全員で太極拳練習です。
ひと際輝きいている方が神本ご夫妻です。
参加者全員の集合写真です。
神本先生とお弟子さんの練習風景です。
安城南部公民館教室の皆さんの練習風景です。
全員での集合写真です。
次回は9月14日と28日 土曜日 午前10時からJA安城生活館での練習会を行いますので皆様御誘いのうえご参加ください。
一年之計在于春[一年の計は春にあり]。(イーネンチュウチイザイユウチュン)
春の訪れを今年一年の最良のスタートと祈りましょう。
中国では「福」の漢字を逆さにすることで「福到了」 福が来る の縁起を担いだ飾り物を家の玄関等に飾る風習があります。
「廉譲堂」 玄関内に掲げられた「中国伝統医学太極拳会」の名盤です。
離れもお正月を迎える準備が整いました。
母屋の床の間 正面に向かって右側のお皿に武式太極拳宗師の武禹襄先師、左側は楊式太極拳宗師の楊禄禅先師が祀られています。向かって右側の仏間には私の師匠である傅鐘文先師の墓前に置かれた私の石碑拓本です。「師恩永存」が私の現在を表しています。左側掛け軸は「太極拳13勢」です。
2月10日春節(お正月)
「廉譲堂」寺子屋塾で新年茶会(中国茶)の準備が整いました。
劉会長の見事な手さばきで龍井茶が注がれます。
一服頂いた後、新春書き始め写書教室の始まりです。
太極拳套路と今年一年の幸せを祈り「福」の字を書きました。
参加者全員の集合写真です。
夕暮れも近くなり静かに暮れゆく「廉譲堂太極山荘」です。
参加者の中から俳人が現れました。
その一部を紹介します。
「霜踏みて 初套路 すがすがし」 守俳
「そこここに 春節飾り美濃山荘」 峰俳
廉譲堂太極山荘風景
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。 1月5日、6日の二日間にわたり美濃加茂の本部道場廉譲堂太極山荘を拠点として新春合宿を開催しました。
先ずは地元の氏神様 白山神社と白髭神社へ初詣 今年一年万回修行を祈願しました。
美濃加茂の里山の自然は厳しく屋外道場は数センチに及ぶ霜柱が立っています。
名古屋市内では見ることの出来ない大きな霜柱を足跡が削って行きます。
寒中太極拳の始まりです。
屋外道場第一の修行場所 倒撵猴坂(タオネンホウ)坂を太極拳の技 倒撵猴で下って行きます。
万回修行を目指し練習後の晴れ晴れとした皆さんの集合写真です。
初日の夜は会長による太極拳秘伝技の講義 皆さん其々何かを掴んだようです。
二日目は地元の有名な禅寺 正眼寺へ詣でました。 正眼寺は元徳2年(1330年)、関山無相大師が開山し臨済宗妙心寺派の妙心寺の「奥の院」とも呼ばれる道場で禅風は厳格で、スポーツ界・政財界の有名人がよく座禅を組にきています。
正眼寺紹介の木版に大極和尚が記されているのは偶然なのでしょうか?
門前手前に円形と四角の舞台が出現 正に天円地方 日本で言うところの天地人です。
天円地方(てんえんちほう)とは、天は円く、地は方形であるという古代中国の宇宙観です。中華文化圏の建築物や装飾のモチーフとして用いられています。天が円で表される由縁は星の運行が円運動で表されるためです。
早速天円地方の上で全員太極拳を練習 練習後の集合写真
山門の手洗い場 氷が張って水が出ません、柄杓で氷を割って手を洗いました、修行ですね。
お寺内部の様子です。
空を見上げると今年の干支である巳が大空に描かれています。
身も心も清まれ新しい年 太極拳元年が始まりました。
本部道場 「廉譲堂」太極山荘
【場所】岐阜県美濃加茂市蜂屋町上蜂屋1906-8 電話0574-49-8818
第1・3土曜日
【内容】伝統楊式太極剣
【日時】午前(11:00-12:30)
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】午後(14:30-16:00)
第2・4土曜日
【内容】伝統武式太極拳
【日時】午後(14:30-16:00)
第2・4日曜日
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】午前(11:00-12:30)
【内容】写書―伝統太極拳套路表・太極拳理論篇等
【日時】午後(14:30-16:00)
文化センタ-
【教室】朝日文化センタ-
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第1・3 日曜日(15:30-17:00)
【会場】丸栄スカイル10階(名古屋市中区栄3丁目4番5号)
電話052-249-5553
【教室】NHK文化センタ-
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第2・4 水曜日 (16:00~17:30)
【会場】NHK名古屋放送センタ-ビル21階(名古屋市東区東桜1)
電話052-952-7330
【教室】NHK文化センタ-
【内容】伝統武式太極拳
【日時】第1・3 日曜日 (13:00~14:30)
【会場】NHK名古屋放送センタ-ビル7階
【教室】熱田の森文化センタ-
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第1・3水曜日 (18:30~19:30)
【会場】パレマルシェ神宮6階 (熱田区神宮3-6-34 )
電話052-683-2323
【教室】熱田の森文化センタ-
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】火曜日 (9:15~10:15)
【会場】パレマルシェ神宮6階
【教室】極楽教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第2・4土曜日 午前(10:00-11:30)
【会場】極楽コミュニティ-センタ-(名古屋市名東区高針台3丁目)
電話052-704-1530
【教室】平田寺教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第1・3 金曜日(20:30~21:00) ・第2日曜日(10:30~11:30)
【内容】伝統楊式太極剣【日時】第2・4 木曜日 (10::30~12:00)
【会場】寺院 平田寺(北名古屋市九之坪宮前6番地)
電話0568-48-6806
【教室】元気の里、あすなろ舎
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】随時
【会場】大府市吉田町正右工門新田1-1
電話0562-43-8065
【教室】JA安城教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】随時
【会場】JA愛知中央生活館(安城市御幸本町9番6号)
電話 0566-73-5500
【教室】安城南部公民館教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第2・4土曜日 午前(10:00-11:30)
【会場】安城南部公民館(和泉町大下38)
電話 0566-92-3521
【教室】碧南教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第1・3木曜日(19:00-20:30)
【会場】JA愛知中央碧南みなみ支店(碧南市塩浜町7-11)
電話0566-41-2430
【教室】浜松教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】月2回 土曜日又は日曜日
【会場】浜松市武道館浜松中区西浅田二丁目3-1
【教室】桑名教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第1・2・3 木曜日 (14:00~15:30)
【会場】スポ-ツマジック KUWANA桑名市大字西方字小谷2411番地
【教室】津島教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第2・4 金曜日 (13:00~17:00)
【会場】西地域防災コミュニティセンタ-津島氏下新田町2丁目241番地
【教室】東京教室
【内容】伝統楊式太極拳
【日時】第1・2・3 日曜日(13:30~15:00)
【会場】南砂町カルチャーセンタ(東京都江東区新砂三丁目4番31号
南砂町SC SUNAMO4 階) 電話03-5632-8011(代)
前日から有志が泊まり込、夜中に前準備、早朝から釜焚きの火起こし、コメの炊きこみをして、愈々餅つきです。会長も初めての餅つきに戸惑いながら楽しそうです。
皆さん交代でよいしょ、ペッタン、ペッタン、掛け声よろしくリズミカルです。
残り火で焼き芋が出来ました、熱々美味しいです。
おやおや、会長が火の番ですか?
壮主が頭マークで威風堂々ですね。
お餅で太極拳陰陽図を作ってみました。
お昼に餅つきが無事終了すると同時に小雪が舞い始め辺りは見る見る雪景色。
庭の陰陽図もお餅のように白くなっていきます。
翌日には雪の絨たんに覆われていました。
一足早い里山の正月準備が完了しました。
中国の諺は瑞雪兆豊年(rui xue zhao feng nian).ルイシュエツアフォンネン)
意味としては「此の雪は実りの良い年を迎える前兆です」幸せな餅つき大会でした。
次回は2012年1月5日、6日に新春合宿 in 廉譲堂 里山から発信します。
お楽しみに。
報告が遅くなりましが盛夏の8月14日京都府丹後半島に上陸した徐福さんの痕跡を辿るべく日本3景の天橋立で股のぞき、劉会長がゴンドラリフトからガッツポーズ、浦島太郎伝説、羽衣伝説などミステリーゾーンへ旅の無事を祈ります。
先ずは京都府京丹後市峰山町の羽衣伝説の乙女神社へ、知り合いの丹後ちりめん会社社長の案内で参拝しました。丹後ちりめんも徐福さんが伝えたかと思うと感激です。
伊根の船宿を観光船でひと巡り、漁師さんの船宿と分かっていてもミステリーゾーンへの入り口です。
タクシーで新井崎神社へ向かいます、運転手さんの軽やかな観光ガイドも徐福伝説には疎い感じがしました。神社は海岸の急峻な崖の上に建てられています。岩肌に荒波が押し寄せしぶきがあがり厳しい日本海の一端が垣間見られます。この地に徐福さん一行が上陸したことに敬服いたします。
丹後半島巡りを終えたのち、地元愛知県内ゆかりの地を訪れました。
豊川市に兎足(ウタリ)神社、牛川浪ノ上神社、名古屋熱田神宮を参拝しました。紀元前三世紀の史実として現代に語り継がれている歴史の重みを肌で体験できたことは素晴らしい事です。
これにて現代版徐福伝説前篇を終わらせて頂きます。後篇は現代徐福が岐阜県美濃加茂市に居住し不老長寿の術である伝統太極拳を伝承していく様子をお伝えしていきます。 お楽しみに。
会長挨拶
会長挨拶抜粋
本日はお忙しい中、また、お寒い中、多数のご参加を賜りましたことは、この上ない喜びでございます。 皆様方と中国伝統文化の華である伝統楊式太極拳、伝統武式太極拳の継承と普及を身心の健康を目的として名古屋を中心に学び始めて15年が経ちました。
本日、この場所に中国伝統医学太極拳会、日本廉譲堂太極拳会の本部道場として 「廉譲堂太極山荘」を開所できますことは皆様方の太極拳に寄せる熱い思いと、ご厚情 の賜物と感謝申し上げます。
本部道場「廉譲堂」(れんらんた)の名前の由来は武式太極拳第二代「李亦畬」先師が太極拳の神髄を極めるため用いた書斎の名前です。また「李亦畬」先師には二人の息子さんがおり、長男は「宝廉」、次男は「宝譲」で二人の名前をとっています。「廉譲堂」の漢字としての意味は「私利私欲無く社会に貢献する」という意味でもあります。
私の好きな言葉に「おかげさま」がありますが正にこの山荘の名にふさわしいものであります。 「李亦畬」先師のつけられました書斎の名に恥ずることの無いよう皆様と精進してまいりたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。
中日新聞に掲載されました。
伝統楊式太極拳「剣」が祝いの舞として演舞されました。 正に露払いです。
早速全員による伝統楊式太極拳、伝統武式太極拳、剣の奉納練習です。
廉譲堂の遠景全貌です。
会長の「十三勢力」の演舞
太極山荘「廉譲堂」の正面入口に掲げられた銘版です。
練習場は自然豊かな地の利を十分に取り入れた5箇所で構成されています。 芝生で覆われた第一練習場、熱田神宮、伊勢神宮にも奉納使用されている黄土に太極拳陰陽図が描かれた第二練習場、雨天時に練習できる第三練習場、蔵鷹閣(ツアインガ)、シェル屋根構造で直径40cmの杉の原木が使用されています。山荘全体を見下ろす高台の第四練習場、総檜、桜材などで建築された日本家屋の屋内第五練習場です。
参加者全員での集合写真です。
屋内練習場では寺子屋塾として伝統太極拳の秘伝写書教室が開かれていますが順次、日本庭園と共に公開してまいります。
現在工事中の本部道場太極山荘「廉譲堂」です。里山の風景。
日本庭園の中に太極拳のシンボルである陰陽マークが植樹されました。
庭園の中に金木犀の香りが秋の訪れを感じさせます。
11月23日(金)勤労感謝の日に開所式を行います。 太極山荘「廉譲堂」の全貌は順次紹介いたします。
ご期待ください。
1.人間の老化は足からと言われるように、太極拳の動作は足、腰の筋肉を十分に使い、尚且つ、負荷は自分の体重で行うため、安全な負荷活動といえます。
2.心臓の鼓動よりもゆっくりとした動作で、心肺機能に負荷を掛けずに運動燃焼 エネルギーは軽い ジョギング程度の効果を発揮できます。
3.動きの開始は足の踵とから始める為、踵の体重移動負荷により骨密度を上げる効果が期待されます。
4.動作は丹田を意識し、自然と腹式呼吸となり血液の循環を活発に促進し高血圧など循環器機能の改善に期待が持てます。
5.運動時、自然と集中力が増し、終了後も精神的充足感が2日から3日持続出来る事が被験者から報告されています。
結果として太極拳は、アンチエイジング効果、メンタルヘルス対策、免疫力向上、生活習慣病の改善に期待が持てます。
*練習量、練習内容により効果・作用には個人差があります。
太極拳の伝えによると「太極十年不出門」
前回の北緯40度秋田県男鹿半島から日本の最西端駅、長崎県平戸へ
徐福の足跡を辿る旅、長崎編です。江戸時代鎖国政策のなか中国と
唯一交流があった長崎、1893年に建てられた孔子廟、先ずは、
太極拳の根源思想「道教」の祖、老子と深い関係にある孔子廟で
歴史の洗礼を。
孔子廟内部の18般兵器 中国河南省登封県嵩山(中国少林寺)では
18種類の武器を全て操る事ができ、師匠に認められた者のみが下山
を許されます。 詳しくは下記にアクセスして下さい。 http://www.gaopu.com/shaolin.html
中国文化として単に武術に優れるのみではなく思想においても道教、
儒教、仏教、それぞれの教え、アプローチはあるものの目的は一つ、
人生の生き方を求めるものです。これを三教一教と言います。
文武両道、この道に優れた人物が達人と呼ばれます。 我が会
「廉譲堂太極拳会」武式第二代 李亦畬宗師が正に文武両道を
究めた達人です。 写真は18般兵器の片側 9種類が見えます。
長崎市の中島川に架かる石造二連アーチ橋 眼鏡橋と呼ばれています。
水面に映る二連の橋が眼鏡の様です。 太極拳愛好家が見ると連綿不
断、85式の雲手のようであり、太極拳陰陽図にも見えます。
長崎市内から徐福ゆかりの地松浦へ向かう途上、平戸で途中下車。
長崎駅から佐世保駅を経由して3時間半のローカル列車の旅です。
日本最西端の駅 たびら平戸口駅です。
平戸ザビエル記念教会で身心の洗礼 教会内で一枚の詩織を購入
「心静かに私は憩う」 正に太極拳の真髄ですね。
いよいよ徐福ゆかりの地、松浦へ 徐福一行は伊万里湾を経て
松浦の不老山に登り、 そこで佐世保相ノ浦白玉山で産出した
自然水銀を基に、この地で不老不死の 薬(仙丹)を作る事に
成功したと云われています。
5月5日 不老山山腹は11万本のツツジが満開で出迎えて
いただきました。
不老山公園内になんと陰陽図の花檀が出現。伊万里湾が一望でき
この遥か先に中国大陸と思うと感激です。
不老山山頂から360度の大パノラマ、さっそく太極拳
「转身摆莲zhuan shen bai lianザンシンバイレ」で露払い。
徐福殿 「晴空万里qíng kōng wàn lǐ」
次回は京都府丹後半島より発信します。
お楽しみに。
傅鍾文先師の直弟子 第5代 劉紅年老師による指導
上海で伝統楊式太極拳第4代傅鍾文大師の内弟子として学び、日本で伝統太極拳の継承と普及活動を推進する劉紅年老師による直接指導が受けられる機会です。
- 日 時: 平成24年9月9日(日)
-
場 所: 中央区立総合スポ-ツセンタ- 小体育室 東京都中央区日本橋浜町2丁目59番1号 電話: 03-3666-1501
- 最寄りの交通機関: 都営地下鉄新宿線浜町駅下車
1番出口 徒歩2分
-
受講料: NHK文化センタ-東陽町教室受講者ならびに会員は無料、一般受講者は会場使用料として2,000円当日徴収させて頂き ます。
- 申込み、お問い合わせは当ブログ上段の「教室情報」を開いてこちらのお問い合わせ用のページ をクリック開いて必要事項記入の上へ送信してください。折り返しご返事いたします。
げんきの郷で元気に太極拳を合言葉に大府教室が平成24年6月24日開講しました。JAあぐりタウンげんきの郷は農と食、文化をテーマとした健康作くりをモットーに地域の農産物の販売などで多くの人々に人気エリアです。此の地で伝統太極拳教室を開催することは、正に「医食同源」=「身土不二」、伝統文化、地産地消がキーワードで身心の健康作りに最適の教室です。
あぐりカレッジあすなろ舎 教室内練習風景です。
伝統楊式太極拳85式 全套路練習風景です。
あすなろ舎 屋外の芝生上で小鳥のさえずりを聞きながらリラックス太極拳。
あぐりカレッジあすなろ舎玄関前 全員での集合写真です。
お申込み、お問い合わせは
あぐりカレッジあすなろ舎 「伝統楊式太極拳教室」
TEL: O562-43-8065まで
今回の合宿は秀葉院 長谷川住職の計らいで実現しました。お寺を中心とした正に修業の始まりです。
全員で普光寺境内の清掃作業、お寺のみならず自身の身も心も清めました。
清掃終了後、住職から暖かい法話と中国伝統医学太極拳会の益々の発展と皆様の健康長寿の祈願法要をしていただきました。 「合 掌」
早速、本堂で太極拳、晴々しい幕開けです。
普光寺本堂前で全員の集合写真です。
練習会場をすぐ近くのトレーニングセンターへ移動して練習あるのみです。
伝統楊式太極拳、太極剣、伝統武式太極拳 3時間連続の修業です。
昼間の練習終了後全員での集合写真です。
今夜の宿は香嵐渓百年草、渓谷美を眼下にフランス料理のフルコースで一日の疲れを癒す・・・・のは早いのです。
写真は非公開 劉紅年会長の講義、廉譲堂太極拳譜秘伝の奥義をわかりやすく解析していただきました。
その後、深夜の屋外練習、楊式、武式、剣、酔剣、酔拳? 睡拳?更に熱気溢れる太極拳談義と25時まで続きました。
翌朝午前6時 早朝練習開始
朝食終了後 飯盛山登山
山頂から足助の町並みが一望できます。
山頂での太極拳練習風景です。
前日同様トレーニングセンターで練習を13時まで行い昼食懇談で全ての行事を終了しました。
お疲れ様でした。幹事の皆さま御苦労様でした。
開催日時: 平成24年6月24日、7月8日、7月22日 各日曜日
午前10時 ~ 11時30分 場所 :「あぐりカレッジあすなろ舎」
愛知県大府市吉田町正右工門新田1
電話:0562-43-8065
愛知健康の森 西側 げんきの郷 内
受講料 :1,500円 (全3回 消費税含む)
用意するもの: 運動しやすい服装(長袖長ズボン)、
底の薄い運動靴
2010年12月 31日秋田新幹線車窓は一面の雪景色
大晦日の夜は 「なまはげ」が町内の家々を回り「悪い子はいねがあー」「泣く子はいねがあー」と声を発しながら怠け者や子供、花嫁を探して暴れ、家の主人がなだめ、もてなすそうです。
一足早くその光景を「なまはげ館」で体験し一年分の疲れが消えました。
家の主人がなだめ、もてなすそうです。
なまはげ巨像の前「太極拳練習していねい子いるがあー」
徐福 変身 太極拳修業すんだべいー
夜は「しょつる鍋」で日本海の美味を堪能できました。鍋の主は「ハタハタ」漢字で「鰰」神の魚と書きます。云われはいろいろあるようですが真冬の厳しい時期に群れをなし漁師さんの懐を潤したことのようです。
元旦の朝、初詣でに「赤神神社五社堂」へ向かいます。
ローカルバスで海岸沿いの道をのんびりと走り、穏やかな海を眺めながら今年はこの様な年でありたいと祈りました。五社堂への道は海岸近くから石段の登りとなります。
999段の石段は雪に覆われ一段一段はっきりと刻む足跡が新しい年の始まりを祝福しているようです。
およそ2000年の昔、漢の武帝が五匹のコウモリを連れて男鹿にきました。コウモリは五匹の鬼に変わり武帝の家来となりました。1年に一度正月休みに鬼たちは大喜びして里へ降り畑を荒らし、家畜や娘をさらっていくようになりました。困った村人たちは一夜で千段の石段を築くことができれば1年に1人ずつ娘を差しだすが、できない時は二度と里に降りないと約束させました。
約束の日、鬼たちはあと一段となった時「コケコッコー」と一番鶏の鳴き声が響きわたり鬼たちはあきらめて山に帰っていきました。それ以来二度と姿を見せることはなかったそうです。物まねのうまい村人が真似をしたといわれています。村人たちは五社堂に鬼たち祀り、怒り狂った鬼たちの様子が「なまはげ」として伝えられているようです。
現代版 徐福 in 五社堂 です
五社堂近くに徐福塚があり二千数百年前この地に足跡を刻んだ記念碑として祀られています。
五社堂のそばに「姿身の井戸」があり覗いた自身がハッキリと映れば長寿とされます。私もチャレンジしほっとしました。
翌日、男鹿水族館GAO、と男鹿半島の北西端に位置し北緯40度線上の入道崎を訪れ帰路につきました。
いつでも、どこでも太極拳 in GAO
右分脚
右打熊式?「右打虎式」
金鶏独立 (重いよう^^^^)
北緯40度 徐福殿へご挨拶
次回は長崎県不老山の旅を報告します。 お楽しみに!
日本で最初に徐福さんの話を聞いたのは今から13年前のことです。
太極拳を名古屋で指導するようになった生徒さんからお土産として
徐福茶なるものを頂き日本に徐福さん渡来の地があるとの話で、
私は小学校の授業で徐福さんの話を秦の始皇帝の歴史書として
学んだ記憶が蘇り懐かしさを覚えました。ちょうど熱田神宮近くの
公園で練習をしていましたが熱田神宮内にもあるとのことで
探してみましたが半島はっきりしません。
その後、徐福さんのことは常に脳裡をかすめていました、昨年の
正月に秋田県男鹿半島に旅行に行く機会がありその地が渡来地
として伝承されているとの事で徐福さん渡来の地を巡る旅を
始めました。長崎県の不老山、京都府丹後半島の新井崎神社、愛知県
豊川市の莵足神社、浪ノ上稲荷神社そして今回和歌山県新宮市を
訪れました。5月3日前日までの豪雨も一掃され五月晴れに歓迎され
新宮の地を列車で目指します。紀伊勝浦で熊野古道大門坂、那智の滝、
熊野那智大社を訪れ翌日いよいよ新宮駅へ、駅の正面に徐福公園が
あり中国風の大きな楼門が目に入ります。私は思わず日本に来て
十何年何故かこの時を待っていた感激の瞬間です。
平成6年にオ-プンした公園内には徐福像、徐福の墓、徐福の重臣7人を祀った石碑などが建立されています。中でも不老の池には徐福が最も信頼する重臣7人が持っている徳を「和」「仁」「慈」「勇」「財」「調」「壮」が刻まれた石柱が北斗七星の形に配して立っています。
北斗七星は北極星,道教の星信仰の中では人の寿命禍福をつかさどる神とされています。徐福の7人の忠臣を記念し、公園内に北斗七星の形に配置されたようです。
伝統85式楊式太極拳の中で78式目の名前は「上歩北星」、シャンプチシン、(Shang Bu Qi Xing)その名前の由来は北斗七星は天体不動の恒星ですが、太極拳では上歩が最初に来るのは人間はただ好運を待つのではなく積極的に自分の身体を使って日日鍛練し、自分と向き合うことです。
公園内の不老池 7人の徳の石柱
公園内の現代版徐福です。
公園内には徐福が探し求めた不老不死の薬とされるクスノキ科の常緑樹の「天台烏薬」テンダイウヤクが樹勢しています。不思議なことに葉には3本の筋しか通っていません。この葉をもとにブレンドされた徐福茶が公園内の売店で販売されています。
徐福公園から数分歩いたところに阿須賀神社があり背後には徐福一行が航海の目標とした蓬莱山があります。翌日、熊野本宮、熊野速玉大社、権現山(神倉山)を参拝し帰路につきました。世界遺産に登録された熊野の大自然の中で神仏とともに生る人々が2200年前に渡来した徐福一行と何らかの関わり合いをもっていることが実感できた旅でした。
次回は秋田県男鹿半島を随想します。お楽しみに。
写真1. 道場内部風景写真
手前の太極拳の陰陽図はお花でできたもの、御釈迦様のご生誕を祝う、特製したものでした。後方の掛け軸は、伝統太極拳の開祖たち、左から、李亦畬宗師(武式第2代、 廉譲堂太極拳譜の作者)、武禹襄祖師(武式太極拳開祖)、楊禄禅祖師(楊式太極拳開祖)、楊班侯宗師(楊式太極拳第2代)、傅鐘文先師(楊式太極拳第4代―私の師父でございます)。宗師たちの威風堂堂なお暖かい眼差しのもとで練習ができました。
写真2. 練習後の集合写真
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伝統楊式太極拳第5代伝人
伝統武式太極拳第6代伝人
中国伝統文化の華である伝統太極拳の普及と継承を目的とし2000年9月名古屋にて設立しました。
楊式太極拳創始者の楊禄禅先師は晩年弟子たちを前に太極拳の究極の目的を話しました。
弟子たちは秘伝の技の伝授を期待して集まっていたが先師の言葉はく「詳問用意終何在,延年益寿不老春」と答えたそうです. 日本語で太極拳の最終的な目的は,「アンチエイジング,心身ともの健康の実」であると。
司馬遷の「史記」によると紀元前3世紀、中国秦の時代に始皇帝の命を受け徐福以下3,000人の童男童女が東方(韓国、日本)に不老不死の霊薬を求めて船出しましたが霊薬は見つかりませんでした。
しかし、現代不老長寿の術はあります。それは太極拳です。
歴史のロマンと現代社会を生き抜く術を学びながら医学的効用について解明を図ってまいります。
医学博士会長 劉 紅年