廉譲堂太極山荘開所五周年記念 第六弾
平成29年11月11日、12日の二日間に亘り廉譲堂太極山荘開所五周年
記念交流大会が開催されました。
岐阜県美濃加茂市の里山に本部道場を開所して早5年が経過しよう
としています。11日当日の気象状況は天が味方したのか、この5年を
走馬燈のように演出して頂きました。早朝は小雨模様で心配
しましたが式典が始まると秋空が広がり祝福しているようです。
それも束の間、北風にみぞれが花吹雪のように舞い込ます。
一瞬身を凍らせますが、突然、雲が切れ青空が温かい空気を運ん
できました。各教室事に日頃の成果を披露していきます。山荘内の
陰陽図花壇に使われた黒龍、青龍が楽しく遊んでいるが如く天空は
黒い雪雲に覆われたり、青空を取り戻したりと目まぐるしく変化
していきます。
式典司会者の向井さんが初めに、この5年を振り返り山荘の四季折々
の変化、道場として定着していく様子、皆さんの成長ぶりを語りま
したが、正に天空が我々の過ごした5年を僅か3時間で映し出して
いるようです。
この5年は皆様と一緒に健康作りに邁進してまいりました。
特に3S ( SMAIL, SMART, SIMPLE) を念頭に何時でも、何処でも、
楽しく太極拳を学ぶ事で健康長寿の実現を図っております。
これからも10周年、20周年と皆様と共にこの山荘を舞台に元気に
学んでまいりましょう。
安井推進部長が恒例の太極拳の奥深さを画図によりお話しされました。
詳しくは後日、特集します。
生徒代表として井ノ口さんが中国遠征の報告を話されました。
全員による伝統楊式太極拳、武式太極拳、剣の練習です。
そして会長による指導、長谷川名誉顧問様総評、浜松清水さんの
手締めで第一部の行事を終了し、第二部会場の鬼岩温泉湯元館へ
移動します。
17時より劉紅年会長による講演会が開催され、太極拳の極意、
腰の移動(腰帯四肢)、重要性について楽しく講演頂きました。
ラジウム温泉でリラックスし、晩餐、懇親会で伝統太極拳理論や
練習方法について話が盛り上がり夜遅くまで語りあい楽しい時を
過ごしました。
翌12日は早朝より鬼岩公園内の散策です。紅葉と、奇岩の立ち
並ぶ渓流沿いに山道を登って行きます。鬼太郎さまの洞窟で
祈願し、朝食の後、朝練です。
皆様がこの二日間で英気を養い太極拳の醍醐味を満喫し、新たな
太極拳人生の出発点としてこれからの日々を過ごす節目の
記念大会となりました。
幹事の皆さまお疲れ様でした。
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伝統楊式太極拳第5代伝人
伝統武式太極拳第6代伝人
中国伝統文化の華である伝統太極拳の普及と継承を目的とし2000年9月名古屋にて設立しました。
楊式太極拳創始者の楊禄禅先師は晩年弟子たちを前に太極拳の究極の目的を話しました。
弟子たちは秘伝の技の伝授を期待して集まっていたが先師の言葉はく「詳問用意終何在,延年益寿不老春」と答えたそうです. 日本語で太極拳の最終的な目的は,「アンチエイジング,心身ともの健康の実」であると。
司馬遷の「史記」によると紀元前3世紀、中国秦の時代に始皇帝の命を受け徐福以下3,000人の童男童女が東方(韓国、日本)に不老不死の霊薬を求めて船出しましたが霊薬は見つかりませんでした。
しかし、現代不老長寿の術はあります。それは太極拳です。
歴史のロマンと現代社会を生き抜く術を学びながら医学的効用について解明を図ってまいります。
医学博士会長 劉 紅年