2016年 新年交流大会
1月9日、10日の2日間に亘り岐阜県美濃加茂市の本部道場
「廉譲堂太極山荘」、並びに犬山桃太郎神社で新年交流大会が
開催されました。
初練習に相応しい凛とした天候のもと30名の参加者が初稽古を
行いました。遠くは東京、四国からも駆けつけて頂きました。
始めに劉紅年会長から挨拶を頂戴しました。
皆様 新(申)年好!
明けましておめでとうございます。
今年は申年で、猿は12干支の9番目、陰陽5行の金(陽)に
当たります。太極拳では人間の体の背中は陽といい、前は陰と
いいます。太極拳動作に左右倒撵猴(dǎo niǎn hóu)があります、
背中(陽)から先導として動き後進していきます。この動作は猿(敵)
と対峙したときの回避術です。医学的には人間の心臓と腎蔵
(心腎連関)の機能が活生化します。動き俊敏の猿よりさらに
追いかけ追い越す、動物から、自然から学ぶ、今年も楽しく
万回練習しましょう。
皆様明けましておめでとうございます。
「廉譲堂太極山荘」も開所4年目をむかえ獅子像、練習場、
庭などが本部道場としての風格をかもし出しています。
皆様も地元で太極拳の講師を勤められ伝統太極拳の輪が
広がってきています。
今年はこの輪を更に広げ健康増進の一助となるよう活動
いたしましょう。
劉老師、拳友の皆さん 新年好。
3年前の初めての道場での新春交流大会を思い出します。
非常に寒く、参拝に訪れた禅寺の名刹、正眼寺は清めの水が
凍り使用できなかったが、天には昇竜の雲が浮び、帰り着いた
道場では、幻日(彩雲・太陽が複数現れる自然現象) を見る
ことが出来非常に清清しい思いでした。今日もその日に
劣らない快晴の、しかし暖冬が寒の入りをしてもまだこの暖かさ、
「冬練三九」にならないありさまですかね、うれしいような、
しかし心配な気候ですね。
今日の話は「謙虚の先を求めて 第三話」です。
*この続きは 別途ブログに続編として掲載します。
全員で伝統楊式太極拳、武式太極拳、楊式太極拳剣の総合練習
選抜チ-ムによる楊式太極拳剣
劉紅年会長による倒撵猴(dǎo niǎn hóu)の指導を受ける
清水静岡支部長による手締め
劉紅年会長による講演会
スペインで見聞した事を太極拳士として解釈し今年の活動に
当日は美濃加茂シティ-ホテルに全員が宿泊し懇談を深めました。
桃太郎伝説にあやかり厄除け祈願
桃太郎神社公園内の木曽川河川敷で早速初稽古
木曽川のさわやかな流れのように太極拳を行いました。
守俳が詠いました。
● 暖冬も 河原は寒し 初套路
● 桃太郎 私も行くと 套路見せ
桃太郎のように清廉潔白、鬼に金棒で今年も太極拳に精進
してまいります。
美濃加茂シティ-ホテルに戻り昼食懇談で全ての行事を
終了しました。
幹事の皆様お疲れ様でした。
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伝統楊式太極拳第5代伝人
伝統武式太極拳第6代伝人
中国伝統文化の華である伝統太極拳の普及と継承を目的とし2000年9月名古屋にて設立しました。
楊式太極拳創始者の楊禄禅先師は晩年弟子たちを前に太極拳の究極の目的を話しました。
弟子たちは秘伝の技の伝授を期待して集まっていたが先師の言葉はく「詳問用意終何在,延年益寿不老春」と答えたそうです. 日本語で太極拳の最終的な目的は,「アンチエイジング,心身ともの健康の実」であると。
司馬遷の「史記」によると紀元前3世紀、中国秦の時代に始皇帝の命を受け徐福以下3,000人の童男童女が東方(韓国、日本)に不老不死の霊薬を求めて船出しましたが霊薬は見つかりませんでした。
しかし、現代不老長寿の術はあります。それは太極拳です。
歴史のロマンと現代社会を生き抜く術を学びながら医学的効用について解明を図ってまいります。
医学博士会長 劉 紅年