中国伝統医学太極拳会は2000年9月に日本・名古屋で設立されました。地域やカルチャーセンター等での指導を通じて、中国の伝統文化が培ってきた太極拳を通じた健康づくりに邁進しております。
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37回 伝統太極拳談議サロン  安井守推進部長

今年の春(正月)、道場開所5周年記念を祝して武川荘主より発せられた、


http://liu85taikyokuken.dou-jin.com/Entry/174

 

 

聖地「美濃加茂道場」を中心に「新日本の健康長寿街道」の創造への活動の呼びかけに、さらなる向上を祈念して一幅の掛軸を作成しました。その思いが実現したのは4月8日 花祭り(お釈迦様の誕生日)の日でした。道場でも花見の宴が催され、それは私にとって香厳撃竹の出来事でした。修行に悩んだ香厳禅師は庭掃除をしていた時に小石が竹にあたる音を聞いて悟りを開いたと伝われています。

私にとっては、悟りまではいきませんが太極拳のすばらしさの入口に立てた思いです。それを気付かせてくださったのが向井先生です。

午前の練習を終え、道場の裏山に登り湖水(ダム)の畔を散策していた時、向井さんが、これ何て書いてあるのと尋ねられました。大きな岩に「水徳無盡」とありました。水の恩恵は無盡() 蔵にあるよ、それはダムのおかげですよと言っているようでした。「大禹治水」の言葉が浮びました。中国の伝説の皇帝、五帝の一人、禹が水を治めたことにより黄河文明が始まりました。太極拳との関係を考えてみました。ダムの貯水はア-チ()式、ロックヒル(岩山)式があります。

放水は自然と人の生活の調和です。

武式太極拳の武禹襄宗師は太極拳解で「蓄勁如張弓」、「発勁如放箭」と解いておられます。劉老師がいつもおっしゃる「勁整」(足・腰・手) をダムに見たきがします。

 

「論語」の中に次のような言葉があります。

「知者好水、仁者好山、知者動、仁者静、知者楽、仁者寿」

仁者は長命である、動と静の調和の必要性を論しております。

楊式太極拳の楊澄甫大師は太極拳の心得、十訣の最後に「動中求静」と説いておられます。かつて劉紅年老師は、その答えは太極図の中にありとお話になられています。


皆さん、その答えを求めて自然豊かな聖地
(道場)へ足を運んでみて下さい。

「水徳無盡」に対し道場は「拳仁無量」です。太極拳のもたらす量り知れない健康寿命への恩恵を求め道場の守り神「紅龍」のもと鍛錬しましょう。



若手指導者の努力で太極図はリニュ-アルされました。

四季折々の彩りの変化はまさに健康長寿街道の中心(聖地)に相応しいレベルに達してきました。皆さんの力で守りたてていきましょう。


それは紅龍○」 となるでしょう。

あなたの思いの案を入れて下さい。emoji


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プロフィール
HN:
劉紅年
性別:
女性
自己紹介:
会長・劉 紅年 老師

伝統楊式太極拳第5代伝人
伝統武式太極拳第6代伝人

中国伝統文化の華である伝統太極拳の普及と継承を目的とし2000年9月名古屋にて設立しました。

楊式太極拳創始者の楊禄禅先師は晩年弟子たちを前に太極拳の究極の目的を話しました。

 弟子たちは秘伝の技の伝授を期待して集まっていたが先師の言葉はく「詳問用意終何在,延年益寿不老春」と答えたそうです. 日本語で太極拳の最終的な目的は,「アンチエイジング,心身ともの健康の実」であると。

司馬遷の「史記」によると紀元前3世紀、中国秦の時代に始皇帝の命を受け徐福以下3,000人の童男童女が東方(韓国、日本)に不老不死の霊薬を求めて船出しましたが霊薬は見つかりませんでした。

しかし、現代不老長寿の術はあります。それは太極拳です。

歴史のロマンと現代社会を生き抜く術を学びながら医学的効用について解明を図ってまいります。

医学博士会長 劉 紅年